13日

先週、地方に住む親戚が亡くなった。父の叔母にあたる人で、若い頃にその地に嫁いだ。夫の仕事を手伝いながらその地で70年余り。F家といえばあそこの奥さんね、と言われるくらい地元では大きな家だった。

わたしはその家とは全く関わった事はなくて、叔母と一度、会ったことがあるくらい。だけども、毎年、クリスマスになるとチョコを大量に送ってきてくれたりして、離れているけれど気持ちは近い感は勝手に感じていた。

十年ほど前、叔母の夫が亡くなった。叔母の夫という人には弟子のような人が何人もおり、その方たちが、私達が奥さんをお世話させていただきますと言ってくださり、本当によく気にかけてくださった。特養ホームへの入所もその縁だし、ホーム入所中のケガや病気で入院した病院も、弟子の一人が院長を務める病院だった。看護師長はじめスタッフの皆さまもよくお世話してくださった。感謝しか無い。

入院して数年が経った頃、こちら(実家のある関東)に引き取ろうという話が出たが、あちらの地に住んで70年以上にもなり知り合いが一人も居ない地に引越すよりは、住み慣れた地に居たい、との希望があってずっとあちらに暮らしていた。その叔母が、来週、ようやく戻ってくることになる。

両親が迎えに行くのだが、姉が心配して自分も着いていく、と言い出した。姉が行ってくれるならわたしは帰宅後からのサポートにまわることにして、日にちや諸々を決めた。新幹線の席もおさえた。その帰宅を以て、父母にとって何十年も続いていた、叔母達の介護(実際には手を出してはいないが)が終わるわけで、もう遠くの親戚を憂う必要はなくなるんだと思うと、なんだか肩の荷が下りる気がする。

叔母が元気だったころ一度こちらに帰ってきた事があり、その時は古い家の台所でみんなで食卓を囲んで…鶏の炊き込みご飯を食べたのだけど「あぁ、かしわ飯だね」と九州の方言で言っていたのを覚えている。なので、来週帰宅したら「かしわ飯」を作ってあげようと思う。長いこと、ご苦労様でした。

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ぽてり
21日生まれ。料理は得意ではないけど好き。アロマテラピーも好き。インストラクターの資格もとった事がある(失効してるから名乗れない)。妄想も好きで、見ているドラマのこの先の展開を自分の好みに考えるのも好き。大抵外れる。