ショコラ

『ショコラ』

何度めかの視聴。わりと好き。

フランスのある村に一組の親子が北風とともにやってきた。その親子ヴィアンヌとアヌークは、そのルーツである南米から受け継がれるチョコレートの効能を広めるため世界中を旅していて、この村でも老女アルマンドから借りた物件でチョコレート店を開店する。 周囲の好奇の目が向けられる中店を開いたヴィアンヌは、一人一人の希望にぴったりと合うチョコレートを差し出し、その不思議なチョコレートの作用から村人達を惹きつけていく。とりわけ、夫の暴力に悩むジョゼフィーヌや、その奔放な性格のせいで厳格な娘から絶縁されているアルマンドにとっては、ヴィアンヌの明るく朗らかな人柄やチョコレートの美味しさと不思議な効果は、ひとときの安らぎとなるのであった。 しかし今は四旬節の断食の期間。ミサにも参加しようとせず、私生児であるアヌークを連れたヴィアンヌの存在は、敬虔な信仰の体現者で村人にもそれを望む村長のレノ伯爵の反感を買ってしまう。この村は伝統と規律を守る厳格な村なのだ。レノは村人たちに、ヴィアンヌのチョコレート店を悪魔的で堕落したものだと説いて出入りを禁じ、またジョゼフィーヌの夫のセルジュを信仰の力で更生させようと躍起になる。 そんなある日、村にジプシーの一団が流れ着く。レノによって村人たちから「流れ者」としてボイコットされる彼らと境遇を同じくするヴィアンヌは、そのリーダーである青年ルーと思いを交わす。そんな様子を知ったレノは、ますますヴィアンヌに対する風当たりを強めていく。 追い込まれたヴィアンヌはアルマンドに悩みを告白。自分の誕生パーティーを一緒に開こうというアルマンドの提案を受け、ヴィアンヌは多くの村人やジプシー達に声をかける。パーティーの席上でチョコレート料理を振る舞い、さらにはジプシーたちの船上で続きを行うことで村人たちとジプシーたちをある程度繋げさせることに成功し、明るさを取り戻すヴィアンヌであったが、その様子を見ていた村長とセルジュは彼女達に対する反感をより一層募らせていく。

情報源: ショコラ (2000年の映画) – Wikipedia

アルマンドが、孫と会えて、一緒に笑いながら踊り、美味しい食事に楽しい時間を過ごせたのはよかった。厳格な娘の言うことを聞いていてもそれはそれで幸せだったかもしれないけど、奔放な性格の彼女の欲しい幸せじゃなかったろうから、よかった。

中盤から出てくるジョニーデップ。すっぴんと普通のしゃべり方、 それから優しい視線や役がすごくホッとする。 ギター?の音色もいいし惚れる。ヒゲ具合もセクシー。言うことなし。

ラスト、この街に腰を据える事を決めたシーンが好きだ。チョコにより村人が古い因州から解き放たれたのと同じく、 ヴィエンヌも、旅をして生きてきて、彼女を縛っていた何かから解放されたんだと思うとホッとした。

ジョセフィーヌの新しいお店が「カフェ・アルマンド」なのが、なんとなく嬉しい。