1日

8時に起きる。昨夜、大晦日用に作った蕎麦汁に餅を入れて雑煮に仕立てたものを朝ごはんに食べてから、軽く頭痛がしていたし退屈だったからお昼まで少し寝かせてもらった。寝正月か。熱もなく、ただ頭痛だけで済む。

起こされて母屋へお昼をいただきに顔を出す。立派なおせちが並べられていて、あとは雑煮の用意だけだった。寝ていなければ少し早めに顔を出して手伝うべきだった。義父と義母で、少し餅が固いとレンジを何度か加熱しなおしていて、それを引き継ぐ。電子レンジは使い慣れなく、終了時間前だけどフタを無理やり開ける(笑)

雑煮の汁が満杯の鍋を運ぶのだが、持ち手がガタつくためドライバーで少し調整を試みるもうまくゆかず、鍋が古いからという事にして鍋を食卓へ運び食事となる。

お雑煮は美味しい。しょう油の汁に大根、人参、里芋、鶏肉、三つ葉が具となり、そこへ餅を投入する。レンジで加熱してあるし柔らかくて美味しいのだけど、焦げ目のある焼き餅の方が好物だ。

おせちはここ数年そうなのだけど、デパートのものを購入してくれている。珍しい食材やコレなんだ?的なものが詰められていて、見た目は鮮やかで立派だけど、義母の作ってくれた栗きんとんが一番美味しいし、それと市販のものであろう伊達巻、かまぼこ、ハム、数の子があればほかは要らない。というか他のみんなもデパートのものには手を付けないから、もう来年からは買わなくていいのに…。義母は他にも唐揚げを作ってくれていて、それと枝豆も並ぶから、それで十分な気がする。来年は私も何か持ち寄ったほうがいいかとも思ったけど、今さらな気がするからこのまま甘えていこう。

ニューイヤー駅伝を見ながら、西久保中継所が写りだすと、そろそろお暇を、となる。食後の眠気が義父と義母、義妹を襲う(笑)義母の作ってくれた栗きんとんや唐揚げなどほかをタッパーでいただいて帰室。これがとてもありがたい。数日はご飯を作らなくて済むから。

ニューイヤー駅伝の結果を見届けながら、届いた年賀状に目を通す。今年はとても枚数が少なかった。まあそりゃそうか、と納得。これまでの自分の愚かさを嘆きつつ、もうしょうがないと諦める。正月から諦めるのもどうかと思うが。

追加の年賀状を書き、初詣へ出かける。近所の(氏神様的な神社と思っている)稲荷神社。人はまばらだけど茅の輪も置いてありお正月感満載。普段なら雨戸が閉められている社務所も空いており、一応、破魔弓なども売っていた。本殿も正面は開いており、御本尊様であろうか、奥まで見えるようになっていた。いつ来ても開いていることはないからやはり初詣に限る。

初詣帰りに郵便局へはがきを投函しに向かう。アイスが食べたいね、と2人で感じ、帰り道すがらコンビニでアイスなどを購入。太る一方である。だが美味しいし幸せ。

朝:蕎麦汁雑煮
昼:おせち(唐揚げ1個、餅3個、伊達巻、かまぼこ、数の子、他)
夜:お汁粉(餅1個)、枝豆、数の子、栗きんとん

夕方、さらなる追加の年賀状を出しに行くついでに夫が辺りをウォーキング。キレイな月が見えているよとLINEが届き、慌ててPENを取り出す。久しぶりにPENで撮影する。やはり楽しい。空の色と木のシルエット、細い月がなんとなく妖艶な感じで好きだ。月齢3の細い月と金星とが見えているが、明日、もっと近づく。